いわき市四倉町のクリニック

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インフルエンザに関しまして

今年もインフルエンザの流行の時期になりました。ウィルスの特性上、寒くなり免疫が下がってくると感染しやすくなります。では、予防、発症した時の症状、治療などについて、お知らせさせていただきます。

① 予防

インフルエンザウイルス

このトゲトゲが粘膜にくっついちゃって、粘膜の下に行ってしまうと症状が出始めます。表面にいるときに洗い出すのが大切です。→うがいです。

  • マスクの着用。インフルエンザ・ウィルスは非常に軽いため、咳やくしゃみで簡単にうつります。
  • 外出時からの帰宅後は手洗いの励行(インフルエンザ・ウィルスは石鹸に弱いので、 できれば、石鹸で)。アルコールでの手洗いはエタノール濃度が80%以上のものにし てください(コロナウィルス感染予防にも有効です)。 うがい(がらがらうがい)の励行。うがいは水道水でかまいません。粘膜についたウ ィルスを洗い出し体外に出すのが目的です。
  • 予防接種の接種。予防接種を受けたからといって感染しないわけではありません。 予防接種は、感染しても症状が軽く済む(獲得免疫といいます)という目的です。 免疫が未熟な18歳未満、免疫が下がっているご高齢者、持病がある方には予防接種 をお勧めいたします。

※ワクチン接種の際には、副反応ということも起こりえます。ご承知の上、接種くだ  さい。詳しくは当クリニックのスタッフにお尋ねください。

② 症状

インフルエンザ症状

症状は主に以下になります(上記のイラストのような感じです。つらいですよね)。 38℃以上の急な発熱、関節&筋肉の痛み、強い悪寒(寒気)、のどの痛み、全身の倦怠感(気だるさ)。風邪と違い、咳が出ることは少ないですが、出る方もいらっしゃいます。症状の強さは個人差があります。 ※大人と小人では症状が違ってきますので、38℃以上の発熱がある場合はすぐにクリニック、病院へかかるようにしてください。当院では受診の予約を賜っております。ご遠慮なくご予約ください(当日予約も可)。

③ 治療

タミフル薬錠剤

主に抗ウィルス薬の飲み薬になります。状況に応じて、吸入薬、点滴薬などを使用します。のどの痛み、筋肉痛、関節痛がひどい場合は解熱鎮痛薬(頓服)も併用して処方いたします。特に小児の場合、解熱鎮痛薬との併用によるインフルエンザ脳症の発現が懸念されますゆえ、担当医にご相談ください。

④ 注意点

インフルエンザに感染したと判明した場合、二次感染を防ぐために、無理に出勤・学校への当校はおやめください。 特に学生の方は、学校保健安全法により出席停止期間が設けられておりますので、きちんとお守りください。社会人の方もこれに準じてお休みしていただくようお願いいたします。

今回のお話は以上になります。何かご質問等がある際は、ご遠慮なく当クリニックのスタッフにお尋ねください。

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